• ネパール滞在記
  • 2021.05.05

ネパール買い付け無駄話  完熟マンゴーの話

完熟マンゴーを食べたことがあるだろうか?

ネパールは果物が安く、そして美味しい
国の南半分はジャングルで色々実っているらしいが良いものは先に収穫されているので大抵未熟で酸っぱい

街に行けばグァバやパパイヤなど色々積み上げられているがおすすめはマンゴーだ
6月~8月ごろに渡航すれば自転車にマンゴーを山盛りに乗せたおじさんがどこにでもいて、声をかければ量り売りをしてくれる
(目方は結構適当だが)大玉3個位が150~200円くらいなのだがこの中にはハズレも混ざっている

※マンゴ売りのおじさん、2kg買うのでまけてもらった

この山盛りマンゴーの中には未熟果も適当に混ざっている、この辺もネパールクオリティなのだが熟れが甘いとか言う生易しいものでなく固くて食べられないのも平気で売っている
ハズレを引くと切った後でガックリ来るし、大抵の場合もう一度買いに行く気力はないのでマンゴーはお預けになる

ではどうやって見分けるのか?

触ればよいのだ、マンゴーは甘さに比例して柔らかいので軽くもみもみすれば大体わかる、手に取って1個1個選べばよいのだ。よく熟れたものはとても甘く格別にうまいので一度試してほしい。

そこで最初の話に戻るのだが完熟マンゴーを食べたことがあるだろうか?

完熟マンゴーは果汁が染み出て周辺に甘いにおいを振りまいているし、かなりやらかいので触ればすぐにわかるのだが、それは明日にも腐るという状態なので普通は売っていない。
どんなに美味くとも売り物にならないのだ。食べたければ畑に行けば1個10円で買える(味見とか交渉すれば多分もらえる)。

だが食べると恐ろしく甘く、マンゴーであってマンゴーでない味がする。品種にもよるだろうから「僕が食べた物は」と言う話になるが、モモと蜜柑とマンゴーの良いとこだけを混ぜたような味だった。あんな美味い果物は後にも先にも食べたことがない、くり返すがお値段なんと10円だ。

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