ネパール買い付け無駄話 ガネーシャ神の好物
世の中にあふれている情報には発信源という物がある。 最初に誰かが言い出した話が上手く広がると、間違っていたり或いはマイナーな物でも主流で...
ネパールにはローソンもファミマもセブンもない。治安と物流的に展開は無理だと思うがタメルの真ん中には「エベレストイレブン」がある。よく見ると看板は7なのだが、正確には何というお店なのだろう。
大きなフランチャイズが入るのはGNPなどの問題で無理なのだろうがむかし車に乗せてもらったおじさんが「ピザハットがあるし、こないだKFCができたよ」と言って親指を立てていた。しかもなんと入り口に門番付き。イメージの問題なのかわからないがまだまだ高級品なのか。
今のネパールは街中にはサリーを着ている若者などいないし(冠婚葬祭では着る)、「最近の子は手でご飯を食べない」とも言っていた。ジーパンを履いてコーラを飲むのがステータスという事なのだろう。大きな波が国を飲み込んでいるようで少し寂しいが、かつて日本もこうであったのだと思う。
ちなみにエベレストイレブンの中身はやや商品少なめのただの雑貨屋だった。この一軒だけなので看板的パチ物のようだ。いっそ他のお店の方が品ぞろえも愛想も良いのだが、いかにもネパールらしくてちょっと可笑しかった。まぁ何も買わなかったのだけども。