• ネパール滞在記
  • 2021.04.30

ネパール無駄話 下ネタとダレルメヘンディ

僕はコミュニケーションが下手でかつ英語が喋れないので渡航中は普段の無駄話ですら苦労する。そこで助かるのが下ネタであるが、これは外国でも困ったときの鉄板話だ。今日はそんなお話。

 

ネパールの国教はヒンズー教であり、ヒンズー教は結構その辺があけすけだ。壁面にまぐわっている絵が彫ってあったりするし、何よりもご神体としてシヴァ神の男性器と奥方の女性器が合体したものがあるのだ。それは「リンガ」と呼ばれるそそり立つもので下に奥さんの「ヨニ」がくっついおり、

※リンガとヨニ

 

なるほどそう思ってみてみれば何がどの辺をディフォルメしたのかなんとなくわかってくる。
街中の化石売りも細長い巻貝の化石を「横から見たら天然のリンガで後ろから見たらヨニだ」と言って高値で売りつけようとしてきたくらいだ。カーマスートラをテーマにしたトランプもよく見かける。これは男性向けのお土産としておすすめなので旅行することがあればその辺の雑貨屋や本屋で買ってほしい。
ちなみに一般用語では「ラロ」と「プティ」という、後述するがこっちは連呼してはいけない

 

さて、それくらいにその辺にあるのだが
ある日小さな食堂でご飯を食べつつお酒を飲んでいるときに普通にその話をしていたら、
「リンガ」と「ヨニ」はあくまで宗教用語なのでまた別枠だが、
「ラロ」「プティ」の方は禁句なのでやめろ、と言われた。

 

よく考えたらいい年のおっさんがご飯食べながら「がちんこ対決」とか言いながら大笑いしてたら周囲からしたら迷惑でかつ異様だし一緒に飯食ってる方もさぞ気まずかっただろう。
どんな国でも下ネタは下ネタなのだ。

 

ちなみにダレルメヘンディの「Tunak Tunak Tun」が好きなのだが、若いネパール人の友達に知ってるか歌ってみたら、「その歌が何語か知らないが”トゥヌク トゥヌク タン”はネパール語だと”ラロがビンビン”みたいな意味だからやめた方がいいよ」と笑われた。

※小指を立てると男性器の意味、トイレに行くときとか下ネタのときとかに使われる

 

 

BACK TO ALL