ネパール買い付け無駄話 乗り換えの話
関空ネパール間は直行便がありません 昔一瞬だけロイヤルネパールの直行路線ができたのですが極端に短命な路線として半年で燃え尽きました。余程...
タメルの街で出かけて帰ってくると必ず爪が真っ黒になります
ほんの数時間の用事でもかならずです。
なので戻ると必ず爪を洗うし、全身ざらざらするので時間があれば年中シャワーを使っていました
※シャワー。・・・シャワー?
土を触るわけでもないのに不思議だったのですがあるとき原因がわかりました。
街中の自動車の数が尋常じゃなく多いので空気がとんでもなく汚いのです。
そしてその汚れた空気が顔や服などに見えない程度にうっすらと着くので、自分の体や顔を触ったときに爪にたまっていくようなのでした。
※どこもかしこも排気ガスと土埃だらけ
思えば買い付けに行きだした2012年は車が多くなく、爪が真っ黒になることもなかったのですが、ここ数年で車はえらい数に増えておりヒマラヤが見えなくなるほどに空気が濁っています。(別の問題として首都の大渋滞も引き起こしています)
僕の爪の汚れはその大気汚染の警告であったという・・・
とはいえネパールにはきちんとした車検制度があり、大量に走っている車はほとんどが真っ黒な煙を上げて走っておりあからさまに空気を汚しているものの、一応車検済みのシールを貼っています。
ただ、知り合いに聞いたところ「車検済みのシール売ってるよ」とのことでした。
大丈夫かネパールと一瞬思ったものの良く考えると他の制度も大体そんなもんでした。
偉い人もそうでない人もとにかく賄賂や不正が横行しているのです。
僕も訳の分からない難癖で止められることがよくありますが、そういう時は怒鳴って威嚇するか賄賂で対抗します。
ただ、金を払えば何でも通るわけではないし、賄賂を上手に使う人に言わすと「渡すべき人に渡せば効果があるが、そうでない雑魚に金を渡すのは無駄、その人物の見極めが腕の見せ所」なのだそうで。
ちなみに車検済みシールを買っていた知り合いは、
その後田舎にドライブに出かけた際に田舎ポリスの検問につかまり不正車検済みシールを見破られたそうです。
まぁ、その検問も賄賂でクリアできたという話なんですけども。