ネパール買い付け無駄話 イラムで見かけた遊び「ケレンポート」
2012年12月イラムに訪れた際に不思議な遊びを見かけた。小さなビリヤード台の様な物の上で、これまたカジノのチップもどきを指ではじいてぶ...
渡航前に色々準備したが「地球の歩き方」もその一つ。知識が命を分けることもあろうと思いよく読みこんだものだ。
その中に「ネパールではお酒を飲む習慣はないので、食堂で飲んでいると白い目で見られるから気を付けて」というようなことがあった。
なるほど文化という物は地域によって全然違うものだから気を付けねばと感心したものだが、実はそんなことは一ミリもなくネパールでは普通にお酒を飲む。というか飲まない人を見たことがないくらいにみんなお酒を飲む(女性は別として)
ある時知り合った方など「俺はチューボービールが好きだ、アルコールストロングだからな、HAHAHA」と漫画みたいなことを言われたりした。「拙者はエベレストビールとゴルカビールが好きでござるイエー」とか盛り上がったが、飲まない文化はどこ行った?と狐に包まれた気分だったのを覚えている
後で分かったがバラモンの一部がお酒を禁忌としているだけでほとんどの人はお酒を飲むそうだ。多分本を書いた方が偏った知識を仕入れてきたのだろう。他にも読み返してみるとありゃ?というような事がいくつかあったが、それでも安全な宿泊先を探すためにホテル一覧は頻繁に見たし、大雑把ながらもタメルの地図は本当にお世話になった。
ちなみにグルン、シェルパ、タマンなどの山の民族は自分たちでお酒を造って街に売りに来るくらいだし、年配の酒好きな人に聞くと裏グルメ(と言っていいのかわからんが)としてレストランの自家製ロキシー(酒)に店ごとの優劣があったりする。
ちなみにそこそこのレストランであればロキシーを作っているし(多分作った方が安いから)、大抵はお店の人に言えば空瓶に入れて売ってもらう事もできる。美味しいお店のロキシーは本当に美味いのでネパールに行った際は是非一度飲んでみてほしい。美味しいお店を探すには現地民の友達必須だが。